スコアアタックとは、コースを一周する間に、設置されたリングをくぐったりスタントを行って得点を獲得し、ゴールした時の総得点を競うモードです。得点を得る方法は以下の3つ。
スタントについては必要な技術・スタント等を参照して下さい。向こうには書いていませんが、ランディングスタントはポーズを持続させる事により得点が上昇します。しかし、これを使う事はほとんどありません。なお、同一区間で同じランディングスタント、またはロング or ショートサブマリンを2回行うと、2回目に得られる得点が 10pts になってしまうので、これらのスタントを同じ区間で重複して出すのは控えましょう。
リングは配置された順にくぐっていくと、累積的に得点が増えていきます。一つ目のリングは通常の得点ですが、2つめをくぐるとリング固有の得点に + 50pts が加算され、3つ目では + 100pts で4つ目は + 150pts, …と 50pts ずつ追加得点が増えます。ただし、途中で次のリングを無視してその次のリングを通過した場合、累積されたボーナス分の得点はリセットされてしまうので注意して下さい。つまり、リングを配置順に全て通過するのが高得点を得る重要なポイントとなります。リングにはいくつかの種類があり、それを示したのが以下の図です。
注)スタート地点から一つ前のリング(つまり一番最後のリング)を最初にくぐり、次にスタート後最初のリングをくぐっても、ボーナス点は加算されません。
リングの種類 | 得点 | 解説 |
---|---|---|
青いリング | 50 | 半径が大きいので非常にくぐりやすい。 |
緑のリング | 100 | 青より小さくなっているが、それほど通過は難しくない。 |
赤いリング | 150 | かなり小さく、空中に配置されると厄介な存在。 |
ターボリング | 25 | 得点は小さいが、通過時にターボの効果を得られる。 |
制限時間の余りを得点に換算するのはオススメできません。その余った時間をスタントを行うのに充てた方が明らかに得点が大きいからです。なお、制限時間が無くなると自動的に急ブレーキが掛かり、完全にマシンが静止すると失格になります。(ターボを使えば多少粘る事もできます)
コースはいくつかの区間に分割され、その区間ごとに制限時間が設定されているので、いかにリングを全てくぐりながら高得点のスタントを多く行うか、を各区間ごとに考える必要があります。ただし、ある区間でターボメーターを使い切った事により、次区間でターボを使いたい場所で使えなくなる場合もあるため、前後の区間との兼ね合いも考えなければなりません。
どのキャラクターがスコアアタックに向いているか、について考えます。
スタントを行う事が得点源となる事から、明らかにスタント能力の高いキャラがスコアアタックに最適であると言え、それは能力表を見ると Ricky または Akari という事になります。しかし、能力表が表すスタントのステータスは、ランディングスタント及びポーズ系ジャンピングスタントをこなす速さなので、スコアアタックで一番得点の大きいバックフリップに重要な「フリップの回転速度」とは何の関係もありません。
実は、フリップの回転速度(恐らくツイストも)は「ハンドリング」が影響しているようなので、最善のキャラ選択は Nigel 及び Serena です。ただし、ハンドリング値は Nigel の方が高いですが、何故か Serena の方が経験上、回転速度が速いので、厳しい条件下(低速だったりジャンプ台が低い、など)でのフリップ及びダブルフリップを行う場合は Serena の方が有利でしょう。
Nigel の利点はフリップをひねりやすい事(得点が高くなります)と、ハンドリング性能の良さからクイックターンが Serena より行いやすい事が挙げられます。ただ、両方とも微妙な差なので基本的には Serena を選択し、DBF を使う回数の低いコースでは Nigel を選ぶ、というのが最善だとは思います。まあ、Serena 一択でも特に困る事はないでしょう。やはり DBF 成功率の高さはスコアアタックにおいて重要です。
最後にセッティングのカスタマイズ(キャラ選択画面で Z を押す)についてですが、スコアアタックではフリップ後やクイックターンなど、減速する要因が多いので最高速度より加速性能の方が重要視されます。また、連続したリングをくぐる際など、細かい方向転換を必要とする事も多いので、曲がりやすさも大事になります。よってアクセラレーション、グリップを共に最大に設定するのが最善であると言えます。
最終更新日 2005/11/02