戻る


理不尽な現象

ここではタイトルどおり、このゲームをプレイしていて納得の行かない奇妙な現象を紹介する。特に TIME ATTACK ではこれらのおかげで苦労させられる事が多いが、なかなか対策を立てづらい面があるので我慢するしかない。

1.ランダム要素

通常、レースゲームにおけるタイムアタックで一つのコースを何回もプレイする際、毎回全く同じ操作を行えば毎回同じタイムが出るはずだが、このゲームではそうならないという事実が faust 氏によって発見された。
 これを裏付ける結果として、以下の実験を行った。

実験:スタート直前にコントローラーを抜き、全く操作をしない状態で
Midnight Village でのタイムアタックを繰り返し行い、結果を調べる。
結果その1 (539 KB) 結果その2 (644 KB)

結果1ではスタート後約8秒で転倒しているが、結果2では転倒していない。これ以外にも Ski School で何回か実験を行ったが、やはり各試行ごとに異なった経路を通るという結果が出ている。これらの事から、1080°SS ではリトライをする度に路面の状態が変化していると考えられ、ある意味で「超リアル」と言えなくもない。

しかしこれではリトライ前と後で全く同じ走りができず、厳密なタイムアタックを行えない。もうこれについてはどうしようもないので、素直にタイムアタックを諦めるか、「これがこのゲームの仕様なんだ」とタカをくくるしかない。

2.新雪ブレーキ

高い場所から跳び下りると、まれに急ブレーキが掛かってしまう現象を勝手に「新雪ブレーキ」と呼んでいる。これは新雪の積もった場所でよく発生するからそう呼んでいるんだが、実際には新雪でなくても発生する(参考動画 (449 KB))。着地時にボードと地面をきちんと並行にしておけばある程度は発生を抑える事ができると思うが、「理不尽な現象」ゆえ、いくら気をつけても起きてしまう事はある。

最も理不尽な新雪ブレーキは、「シルバーストーム(コース名)のムービーシーンで発生する」ものだろう(参考動画 (1.32 MB))。ムービー中のため自キャラの操作が不可能なので、着地時の姿勢に気をつけることすら出来ない。起きてしまったら「っざけんなよハゲ」、「NST sucks!」などとぼやきながらリトライをするしかない。これを確実に回避する方法としては「直前にジャンプを入れない」というのがあるが、ジャンプした方が後の展開で有利になる可能性が少し高い為、一長一短。なお、Diamond Fall のムービーシーンでも発生したような気がした。

3.謎の浮上

ある特定の場所でジャンプすると下降中に何故か揚力が発生し、減速の原因になってしまう(参考動画 (475 KB))。動画の Lumber Factory 以外にも Panorama Line の崖崩れ後の洞窟内や、Crystal Line の序盤で洞窟内に跳び下りる時などでも発生する。これの回避方法はよく分からないが、Lumber Factory では早めのジャンプを心がければあまり発生しないと思う。

4.丸太すり抜け

Sunset Dam の後半にある、丸太を乗り継いでいくルートでジャンプをしていると発生する(参考動画 (524 KB))。スラローム以外ではここでジャンプをする必要性は無く、発生する頻度も高いわけではないのであまり気にする事はない。ジャンプをしなければ発生はしないが、スラロームでスコアを追求するならそうもいかないので、頻度が低いとは言え一応覚悟はしておこう。


戻る

最終更新日 2005/11/26